チネラスカもといネブラスカに行ってきました その2
前回の記事はこちら
ネブラスカに行ってから3年以上経ってしまった……まさか海外にいくのすら不自由になる世界が来るとは思ってもみませんでしたが、今では失われてしまった世界の姿を思い出しつつ書いていきたいと思います。(当時何考えてたかももう怪しい……)
2日目 俺とお前とバッファローチキン
2日目、夕方ごろの同行者の到着を待って訪問先の研究室を訪ねるということになったので、それまでリンカーンの町を散歩してみることにしました。
ホテルの朝食。ビュッフェスタイルでしたが、恐るべきことに一週間の滞在で一度もラインナップが変わりませんでした…
ホテルの前。
この時持って行ったカメラはRX100でした。適当にとってもそれなりにはまるのが気持ちいいですね。
ネブラスカ大学リンカーン校といえばハスカーズ。そして大学のイメージカラーである緋色(Scarlet)がいたるところに見られます。
上の写真の店もなかなかの規模でしたが、大学内にあるショップが非常に広大だったのが印象的です。
訪れたのは2月末ですが、雪はあまり残っていませんでした。寒い時は-20℃になることもあるとか。
それでも滞在中に5℃以上になることはまれで、常に震えていた記憶があります。
一方そんな我々をしり目に、半袖の小学生が元気に通り過ぎて行きました。寒くないんか……
目に見えるものすべてが新鮮だったので、とにかくシャッターを切りまくっているようです。空が印象的だったな……
大学構内にて
の作品が数多くあります。大学構内も例外ではなく、キャンパス内にいくつかの作品が展示されています。自分に芸術的な素養が全くないのが悔やまれます。(ブルーマンみたい、という感想しか出てこない)
アメリカの大学らしく、キャンパス内にフットボールスタジアムがあります。この写真だと伝わりづらいですが、収容人数8万人以上の巨大スタジアムです。
ゲートの数が多い!
ここで同行者がホテルに到着したとの知らせがあったので、合流してお世話になる研究室へあいさつしたのち、街へ繰り出しました。
同行者おすすめのパブで出てきたバッファローチキン。奥のドライタイプのチキンがもう辛いこと辛いこと。しかしながら付属のブルーチーズソースをつけてから頬張ると、辛みの奥から野性味あふれるうまみが口の中に広がりました。最も印象に残っている異国の味かもしれません。また食べてえですね……
その3に続きます。
チネラスカもといネブラスカに行ってきました その1
久々のブログ更新です。
題名の通り、今年の3月にアメリカはネブラスカ、その州都であるリンカーンに行ってきました。主な目的はネブラスカ大学リンカーン校(UNL)の訪問で、そこで向こうの教授と研究のディスカッションをするなどしてきました。半年以上経ったところでようやく更新というのもなんですが、色々なものに触れられたのでやっぱり書き残しておきたいなと思いました。
日本を出て乗り換えるまで
ネブラスカのリンカーン空港は小さい空港なので、日本からの直通便はありません。
今回は行きが成田―オヘア―リンカーン、帰りがリンカーン―デンバー―成田というルートでした。
昼過ぎに家を出て成田エクスプレスの乗車券を買おうとしたところで小銭入れを落としたことに気がつき、落ち込みながらも成田へ。
ここからシカゴのオヘア国際空港に向かいます。大体12時間のフライトを経て、ここで4時間の乗り換え待ちをします。
しかしオヘア行きの飛行機の中では全く眠れず、さりとてオヘアの空港で寝ようものならどんなインシデントが起こるか……という思いでいたので、オヘアに着いてからがこの旅でも一番緊張していたように思います。
オ、オヘアーッ!お前ーっ 空港がなーっ 設備をなーっ 許さーん
五大湖とシカゴ。湖がデカすぎる
日本から約12時間、シカゴ・オヘア国際空港に到着しました。
到着ゲートから乗り換えの出発ゲートまでモノレールで10分ぐらい。スケールが違う。
ちなみに見出しにある設備というのはwifiに対しての不満で、ここオヘアではなんと無料wi-fiが30分しか使えません!(1デバイスあたり) もっと田舎のネブラスカですら無制限に使えるのに!
実はオヘアで知り合いと合流する手はずになっていたのですが、このwifiの制限のために連絡が非常に困難になってしまいました。初めての海外でのトランジットがこんなことになるとは…
とはいえなんやかんやで入国し、いつの間にかトランジットでスーツケースを奪われたりつつも、乗り換えまで4時間くらいあったのでコンコース内を歩き回って暇を潰すことにしました。
セキュリティチェック(の頭上)。服を着てるような模様のK9が歩き回っていました。X線検査のところで係員に「それじゃダメ!」って急に言われ、何かと思えばトレイからコートがはみ出してるのがNGとのこと。10 cmくらいしか出てなかったのに厳しい… 9.11以前はどんな感じだったんでしょうね?
国内線コンコース。寝てしまうのが怖かったのとwifiの使用制限があったのでここを4往復くらいして時間を潰しました。片道300mくらいあった気がします
首長竜。フィールド自然史博物館のブラキオサウルスのレプリカらしいです
これは個人的な感覚なんですが、アメリカの人って空港にいてもあまり気負ってない感じがしますね。日本の空港だとみんなどことなく非日常にいる感じの、ちょっと落ち着かない感じがするというか。
スケール的には日本の高速バスくらいの感覚で乗ってんだろうなーと考えるとなんとなく腑に落ちる感じ。
平昌オリンピック開催中だったので選手の等身大フィギュアが置いてありました。国威発揚!
見つけたので買ったFiji Water. 500 mlで4.50ドルって高すぎません?
"Refuel & Recharge"しようやという誘い文句。好き
というわけで"Refuel"してやったぜ。ステラ初めて飲んだけどこれうめえですね!
追加のジェムソン。この時点でギリギリフライト前だったためにトイレに行けず、ネブラスカ到着時点で膀胱がやばいことに
リンカーン到着!
空港のロビーに飛行機がぶら下げてあるあたり、やはりアメリカ
夜10時ごろ、ようやくネブラスカリンカーン空港に到着。日本を出てから18時間が経っています。
インフォメーションのところにいる、オレンジ色の上着を着たおっちゃんたちに泊まる予定のホテルの名前を言うと「迎えを呼んだから15分くらい待っててな」とのこと。オヘアと違って無限に使える無料wifiのありがたみをかみしめつつ、30分くらい待つと車が到着。ん?遅くない?
ホテルの部屋デカすぎ問題に直面。同行者が一日遅れで来るはめになったので持て余しぎみ
ホテルについてからはホテルの部屋が広すぎたので何もできず終了となりました。
その2に続きます。
最近の飯炊きについて
PCに貼っている○にた○にゃんのシールを指して「これ何?」と聞かれたときの正しい返答が知りたい。
こんにちは。このブログを始める前ぐらいにカンピロバクターにかかって苦しんでおりました。
そこで
- 夏バテと相まってハチャメチャに体力を奪われた
- ので、「栄養のあるものを作って食わないと死ぬ!!!!」という衝動に突き動かされた
- 最初はラタトゥイユとか作ってたが、炭水化物をおいしく食べるために土鍋で鯛飯を作ってみたら大変に美味かったため土鍋での飯炊きにはまった
というのがここまでの動きです。
土鍋での飯炊きとか鯛飯の作り方とかネットで調べればどんどこやり方が出てきますし、雑に真似しながら作っても意外と簡単にできるんでみんなやろうねってのがこの記事の本旨です。
このあたりを参考にしました。
土鍋で炊くときの水の分量ですが、2合の場合調味料が大体100 ml前後になるので水と合わせて450 mlが適正かなーという感じでした。
3合だと対流が起こらない上に吹きこぼれそうなので怖くてやってないです……
それはともかく、下の写真のように昆布やきのこを入れたケースだと
450 ml:米の炊け具合は硬めでなかなかよいがおこげがきつくなりやすい
500 ml:おこげはいい具合だが米がちょっとゆるくなる
という感じだったのでその間ぐらいが適正な感じもします。
こればっかりは試行錯誤を繰り返していくしかない気もするので、新しいことがわかったらまた何か書こうと思います。(飯炊きの変数の多いこと多いこと)
以下は写真です。使ってるのは8号の鍋ですね。
最初の鯛飯。このときは鯛をさばきました。鯛のあらは入れた方が美味しい気がしますがあとの骨の処理が面倒なので切り身で入れた方がQOLが高くなる気もする。
二度目。水の量が少ないのか、対流が起きてないのか、はたまた火が強かったのかわかりませんがおこげがきつくなってしまいました。
これは鱈飯ですね。舞茸も入れたのでうまみがとてもアップしたのと、乾燥ゆず皮を入れて香り付けを狙ったものです。なかなかうまくいきました。
三つ葉を狂ったように食べたいので品とか考えずにもしゃっと入れていきます。俺みたいに不器用なのはこうするしかないんだ。
入れて混ぜてよそう。
買ったのが甘塩だったので塩味がちょっと強いかなという感じでしたが、酒と合わせるにはばっちりな感じだったと思います。
ブログ始めました
夏なのでブログを始めました。
日々の料理とか工作とかで作ったものを書いていこうかな、と思っています。